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:お仏壇を知る 03供養の方法

■先祖供養ということ

今日私たちがあるのは、ほかならぬ先祖の人々のおかげです。 先祖供養をすることは、自分をあらしめてくれたすべての人に感謝するということでもあるのです。人はだれでもいつの日にか死んで行かなければなりません。死んでしまったら、今度は先祖の一人として供養されることになるのです。その日が来るまでは、ご先祖がたを充分に供養し、私達の子孫にも先祖供養を伝えて行くことが大切ではないでしょうか。

「子は親のうしろ姿を見て育つ」と言います。お仏壇はご先祖を祀るだけではなく、幸せな家庭を築く心の中心でもあり、豊かな情操を育む躾の場でもあります。現代社会から失われて行く感謝の心を守り育て、私達の子孫へと伝えて行きましょう。

■仏壇に飾るもの

お位牌や遺影の並ぶお仏壇に飾る品は、各宗派によって違いますが、最も基本となるのは、お香・花・灯明です。

お線香を焚くのは、仏様に身も心も清浄にしてから近づかせていただくためで、線香でも抹香でもよく、香炉で焚きます。

お供えする仏花に関しては、仏様に花のような清浄な心で、徳を讃美します。新鮮なものを花立てに活けて、ご本尊に向かって左側(2つの場合は左右両側)に置きます。一般に、トゲのあるバラ、指し芽で増えるアジサイ、独特な臭いのするゼラニウム・マリーゴールドなど、花が落ちるツバキなどは避けることが多いようです。

灯明は、仏様の知恵をあらわしている光明にあたり、浄火を燃やすという意味を持っています。ご本尊に向かって右側(2つの場合は左右両側)に置きます。

その他には、仏飯器・茶湯器などもあります。

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